2026年10月9日金曜日

ブラウザのタブを50個開いたまま生きている人へ

 ふと画面の上を見たら、タブがもう小さな点みたいになっていた。

文字は読めない。アイコンだけがずらりと並んでいて、どれが何のページなのか自分でもわからない。

そんな経験、ありませんか。
私はあります。たぶん、毎日あります。

タブが増えていくのには、ちゃんと理由がある

「あとで読もう」と思って開いたままにした記事。
「これ、あとで買うかも」と思った商品ページ。
「調べ物の途中だった」検索結果。
「返信しなきゃ」と思ったまま放置しているメールの画面。

どれも、そのときは本当に必要だと思って開いたものです。
タブを開く行為は、「忘れないための小さなしおり」を挟んでいるのと同じなんですよね。

だから、タブが増えるのは、だらしないからではありません。
むしろ「忘れたくない」「ちゃんとやりたい」という気持ちが多い人ほど、タブは増えていくのだと思います。

それでも、50個はちょっと重い

ただ、正直なところ、50個のタブは別の重さを生みます。

パソコンの動きが重くなる
タブは開いているだけでメモリを使います。ファンが急に回り出したり、動作がもたついたりするのは、このせいということも多いです。

探したいページが見つからない
タブの数が増えるほど、目的のページを探す時間が増えます。1つ探すのに10秒かかるとして、1日に何回探しているでしょうか。

頭の片隅が、いつもざわざわする
これがいちばん大きいかもしれません。
開いたままのタブは、「まだ終わっていないこと」の一覧です。見えていなくても、気持ちのどこかが引っかかったままになります。

完璧に片づけなくていい。まずは3つだけ

「全部閉じよう」と思うと、それだけで疲れてしまいます。
だから、ハードルをぐっと下げてみましょう。

① 「もう用が済んだタブ」だけ閉じる

調べ終わったもの、読み終わったもの。これだけで、案外10個くらいは減ります。

② 「あとで読む」はブックマークに引っ越しする

閉じるのが怖いタブは、ブックマークに保存して閉じましょう。フォルダ名は「あとで読む」で十分です。タブに置いておくより、ずっと安心して手放せます。

③ 同じサイトのタブをまとめる

ブラウザには、タブをグループ化して色分けしたり、名前をつけたりできる機能があります。「仕事」「買い物」「調べ物」と分けるだけで、画面の見通しが変わります。

拡張機能に頼るのもひとつの手

最近は、使っていないタブを自動で休ませてくれる機能や、タブを一覧で整理してくれる拡張機能もあります。

お使いのブラウザによって標準機能も違うので、「ブラウザ名 タブ 整理」で一度調べてみると、自分に合った方法が見つかるかもしれません。
自分の意志の力だけで頑張らず、道具に手伝ってもらうのは、立派な工夫です。

タブは「今の自分の頭の中」が映ったもの

私はタブを見るたびに、「あ、今の自分、これだけのことを同時に考えているんだな」と思います。

だから、無理にゼロにしなくていい。
でも、ときどき整理してあげると、画面だけでなく、気持ちまで少し軽くなります。

今日は、まず一番左のタブから順番に見ていって、3個だけ閉じてみませんか。

50個が47個になるだけでも、きっと、さっきより少しだけ呼吸がしやすくなります。

ブラウザのタブを50個開いたまま生きている、あなたへ。
その数だけ、あなたは毎日いろんなことを大切にしてきたのだと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます

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