はじめに
「作業効率を上げるおすすめ設定」「生産性が爆上がりするツール10選」。
パソコンについて調べていると、こんな言葉をたくさん目にします。私も何度も読みましたし、実際に試したことも数え切れません。
でも、ふと気づいたのです。効率化ツールを入れても、なんとなく続かない。
原因は、ツールの性能でも私の根性でもありませんでした。パソコンの前に座る時間そのものを、好きじゃなかったことでした。
今日は、効率化を考える前にやってみたい「パソコンまわりを好きになる」という話を書いてみます。
好きじゃない場所では、効率化も長続きしない
少し想像してみてください。
ごちゃついた机の上。いつから貼ってあるのかわからない付箋。ケーブルが絡まった足元。デスクトップには「新しいフォルダ (3)」が並んでいる。
その場所に座って「さあ、効率よくやるぞ」と思えるでしょうか。私は無理でした。
効率化は、いわば「もっと速く走るための靴選び」です。でも、そもそも走りたくない道だったら、いい靴を履いても足は重いままです。
だから順番を逆にしてみました。まず、この道を好きになる。 効率はそのあとからついてくる、と考えることにしたのです。
好きになるための、小さな工夫
大がかりな買い替えは必要ありません。私が試して「これは効いた」と感じたのは、こんなささやかなことです。
1. 壁紙を、自分の「好き」に変える
最初に手をつけたのは壁紙でした。
初期設定のままの画面を、好きな風景や、なんとなく落ち着く色に変えただけ。それだけで、パソコンを開く瞬間が少し変わりました。
毎日必ず目にする画面です。ここに好きなものがあるのは、地味に効きます。
2. 触れる部分だけ、ちょっといいものにする
パソコンまわりで一番長く触れるのは、キーボードとマウスです。
高性能な本体を買い替えなくても、手が触れる部分を少し気に入ったものにするだけで、体験は大きく変わります。 打鍵音が心地いいキーボード、手にすっと馴染むマウス。数千円の差でも、「触っていて気持ちいい」という感覚は毎日のご褒美になります。
3. 机の上を「整える」より「減らす」
きれいに収納しようとすると、収納グッズ選びで疲れてしまいます。
私は、使っていないものを机から降ろすことだけを意識しました。置く物が減ると、視界がすっきりして、それだけで頭の中も静かになります。
4. 好きな飲み物と、好きな音を用意する
パソコンまわりは、画面の中だけではありません。
お気に入りのマグカップ、好きな飲み物、作業に合う音楽。「パソコンの前に座ったら、これがある」という小さな楽しみをセットにしておくと、座ること自体が嫌じゃなくなります。
5. 不便を一つだけ直す
ずっと気になっているのに放置している、小さな不便はありませんか。
文字が小さくて読みづらい、通知がうるさい、よく使うフォルダが深い場所にある。ここだけは一つだけ直してみてください。「自分のために環境を整えた」という実感が、愛着を育ててくれます。全部やる必要はありません。
「好き」は、あとから育つ
ここまで書いて思うのは、パソコンを好きになるのに、特別な知識はいらないということです。
最初から好きな人もいれば、必要に迫られて向き合い始めた人もいます。私も後者でした。それでも、少しずつ自分好みに整えていくうちに、気づけば「ここに座るのは悪くないな」と思えるようになりました。
愛着は、手をかけた分だけ育ちます。観葉植物や古い自転車と同じです。
おわりに
効率化は大切です。でも、それは「好きな場所」の上に積み上げたほうが、きっと長続きします。
もし今、パソコンの前に座るのが少し億劫なら、まずは壁紙を変える、机の物を一つ降ろす、それくらいから始めてみてください。
作業効率の話は、そのあとで十分間に合います。
パソコンまわりが、少しずつ「居心地のいい場所」になっていきますように。
このブログでは、これからもパソコンまわりの小さな楽しみや、ゆるい気づきを雑記として綴っていきます。次の記事も、気楽にのぞきに来てもらえたら嬉しいです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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