新しいキーボードを買った。
ちょっとだけ良さそうなやつで、見た目も悪くない。
「これでタイピングも少しは気分よくなるかな」
そんな軽い気持ちで使い始めた。
最初は違和感くらいだった。
なんかキーがしっかりしているというか、
押した時に“カチッ”と抵抗がある。
まあ、そのうち慣れるだろうと思っていた。
でも数日経って、ふと気づく。
右手の中指と薬指の先が、じんわり痛い。
「え、なんで?」
考えてみれば、このキーボード。
思っていたよりボタンが硬い。
普段は無意識に打っているキーも、
今は一回一回、ほんの少し力を込めている感じがする。
その積み重ねが、指先にきているのかもしれない。
タイピングって、こんなに指を使っていたんだなと、
変なところで実感してしまった。
気づけば、少し打つのが億劫になる瞬間もある。
ブログを書こうとしても、指先が先に「今日はやめとけ」と言ってくる。
道具一つで、こんなに変わるものなのか。
慣れるのか、それともこれは合っていないのか。
今はまだ、答えは出ていない。
ただひとつ言えるのは、
キーボードは見た目だけで選んではいけないということ。
そして今日も、少しだけ優しくキーを押している。
指先と相談しながら。
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