2026年3月3日火曜日

アップデートした時のパソコンの重さ

パソコンの通知に、
「アップデートの準備ができました」と表示される。
なんとなく嫌な予感がするのは、僕だけだろうか。

仕方なく再起動を押す。
くるくる回るマーク。
長い沈黙。
そしてようやく立ち上がったと思ったら――重い。
とにかく重い。

ブラウザを開くまでに一呼吸。
フォルダを開くまでに二呼吸。
クリックしてから反応するまでの、あのわずかな間。
それが妙にストレスになる。

特にWindows 11の大型アップデートのあと。
裏で何かが必死に動いている気配がある。
パソコンのファンだけが元気だ。

そんなとき、僕はまず深呼吸をしてから、
ディスククリーンアップを開く。
「一時ファイル」「以前のWindowsのインストール」などの項目を見て、
こんなに溜まっていたのかと少し驚く。

削除ボタンを押す瞬間は、ちょっとした決断だ。
本当に消していいのか、と一瞬ためらう。
でも思い切って整理すると、
少しだけ軽くなる。

それでも重いときは、ストレージの確認。
設定画面から容量を見て、
使っていないアプリや、
何年も開いていないファイルを見つける。
「いつか使うかも」と思って残していたものばかりだ。

パソコンも、人間の部屋と同じだ。
溜め込みすぎると動きが鈍くなる。
定期的に手放さないと、新しいものが入ってこない。

アップデートの重さは、
単に性能の問題だけじゃなく、
これまでの積み重ねの結果なのかもしれない。

不要なデータを削除し、
スタートアップを少し整理し、
再起動をかける。
すると、ほんの少しだけ機嫌が良くなる。

進化には容量が必要で、
変化には余白がいる。

重くなったパソコンと向き合うたびに、
自分の頭の中も一度クリーンアップしたくなる。
余計なものを削って、
また軽やかに動けるように。

アップデートの重さは、
そんなことを思い出させる時間でもある。

0 件のコメント:

コメントを投稿